【0079】国税職員の永年勤続表彰に見る審判所の位置付け 1.永年勤続表彰 10月は国税職員の永年勤続表彰の季節です。 終身雇用(身分保障)が維持されているため、同期の大方が勤続20年・30年(高卒相当で入職している者については40年)という節目を迎えるのですが、これら職員は外…続きを読む
【0078】税務職員の他の国家公務員との給与水準の違い 1.俸給表 国家公務員には、その職務の属性によって複数の給与テーブル表、すなわち、俸給表が用意されています。 事務次官、長官といった国を代表する行政の幹部級の職位を指定職といいますが、指定職俸給表は1号棒から8号棒まで区…続きを読む
【0077】「却下」「取下げ」でも納税者の勝ち? 1.審査請求の処理状況 令和元年度(会計年度)における国税不服審判所長に対する審査請求の処理状況は以下のとおりです。 ❶全部認容 90件 ❷一部認容 285件 ❸棄却 1,989件 ❹却下 134件 ❺取下げ 348件 …続きを読む
【0076】担当審判官は面談時にこんな配慮をしている 1.元審判所長講話 第18代(平成21年~23年)の大阪国税不服審判所長でいらした本多俊雄さんが、去る令和2年3月17日に大阪高裁部総括判事を最後に依願退官されました。 大阪国税不服審判所長退任後は、大阪地裁部総括判事、…続きを読む