【0114】民間出身国税審判官の或る日の日記(その13) 1.平成27年〇月〇日 朝の始業前に総括審判官などと「経済格差は教育格差につながる」みたいな話をした。 平成27年度当初予算案の確定に伴い国税庁の定員も確定したということだが、増員992人に対して合理化による減員1,05…続きを読む
【0113】国税不服審判所設置の法律案審議の経過 1.法律案の提出と審議経過 税制調査会の「税制簡素化についての第三次答申」を受けての最初の法案は、昭和44年2月18日、第61 回国会に「国税通則法の一部を改正する法律案」として提出され、同年6月27日の衆議院大蔵委員会…続きを読む
【0112】民間出身国税審判官の或る日の日記(その12) 1.平成26年12月〇日・〇日 始業前には、普通科の寮生活の話(4人部屋、消灯時にブレーカーを落とされる、毎日が修学旅行の就寝のよう)、国税庁採用ホームページでかわいい女性職員が掲載されている(と言いながら職員録をめくる…続きを読む
【0111】「により」と「に基づき」の大きな違い 1.「に基づき」は「により」よりも弱い 国税通則法98条3項は、国税不服審判所長による裁決は、担当審判官及び参加審判官からなる合議体の議決に基づいて行うことを要求しています。 「審判所長は、担当審判官(合議体)の方針のと…続きを読む
【0110】民間出身国税審判官の或る日の日記(その11) 1.平成26年12月〇日 同期の弁護士出身審判官に年賀状を出そうと住所を聞いたら「ABCクラブの名簿に載っているよ」と言われた・・・そうそう、聞かなくて良いと思っていたのに忘れていた。 「ABCクラブ」とは、民間出身の国…続きを読む