【0275】原処分庁の意義 1.審査請求の対象となった処分をした原処分庁 国税通則法第93条第1項に規定する原処分庁とは、具体的には次のとおりです。 ❶税務署長、国税局長又は税関長がした処分(❷の処分を除く。) 当該処分をした税務署長、国税局長(沖…続きを読む
【0274】審査請求の計画的な審理 1.標準審理期間の設定及び具体的な標準審理期間 審査請求は簡易迅速かつ公正な手続により国民の権利利益の救済を図る制度であり、担当審判官は簡易迅速かつ公正な審理の実現のため審理手続の計画的な進行を図る責務を負うことからすれ…続きを読む
【0273】法規・審査担当の役割(その2) 1.調査及び審理並びに法規・審査の全過程を通じた役割 重要先例見込事件等の該当性について、審査請求の争点ごとに検討し判断します。 また、本部照会事件について、本部照会担当者である法規・審査担当者又は支部所長(各地域国税不…続きを読む
【0272】法規・審査担当の役割(その1) 1.法規・審査担当の設置及び法規・審査担当者の指名 支部所長(各地域国税不服審判所長)は、判断の統一性を確保し適正な裁決をするなどのために、法規・審査担当を設け、部長審判官、審判官、副審判官又は審査官の中から1名又は2名…続きを読む
【0271】合議の開催 1.合議の区分 担当審判官は、合議体による意思決定事項について、適宜、適切な時期に合議を開催し、合議体の意思を決定します。 この場合において、適正・迅速な事件処理を図る観点から、担当部長審判官及び法規審査担当者の参加を要…続きを読む