【0126】民間出身国税審判官の或る日の日記(その19) 1.平成27年〇月〇日 副審判官と庶務担当審査官が支所長室にこもっていたので。支所旅行の打ち合わせかなと思っていたら、来週の籠松明見物の旅程表と地図の打ち合わせだった。 近鉄奈良駅から徒歩になるが、なぜか地図に「奈良税務…続きを読む
【0124】民間出身国税審判官の或る日の日記(その18) 1.平成27年〇月〇日 昨日の支所メンバーの懇親会の謝辞を行い、幹事の審査官から昨日のお釣りを貰う。 帰宅すると、近畿税理士会から「本年度税理士会費の免除申請をしているが、来年度も申請する場合は添付の申請書で申請するよう…続きを読む
【0122】民間出身国税審判官の或る日の日記(その17) 1.平成27年〇月〇日 始業前は、総括審判官が大規模税務署の総務課長だった当時の話になり、同姓同名の納税者の口座から2年にわたり振替納税していたことが判明したり、誤って発行した納税証明書を回収するために大阪から高松までタ…続きを読む
【0120】民間出身国税審判官の或る日の日記(その16) 1.平成27年2月〇日 自分が新たに担当することになるB事件につき本部から裁決検討事績表が発出されていたことを総括審判官と喋っていたが、国税不服審判所としては非公開(情報公開請求により公開)だった過去の裁決が独り歩きする…続きを読む
【0118】民間出身国税審判官の或る日の日記(その15) 1.平成27年〇月18日 (補足) ある審査請求事件の裁決に先立っての合議体(担当審判官・参加審判官2名)による議決の最終段階において、主文としては「棄却(納税者負け)」で一致しているものの、議決書の「理由」の書きぶりに…続きを読む
【0116】民間出身国税審判官の或る日の日記(その14) 1.平成27年〇月〇日 始業前に先週金曜日の納税者の一件の話をしていた。 (補足) 過去に、いささか興奮した納税者の方が電話をしてみえて、来所いただき話を開くことになりましたが、どうやら不服申立てではなく徴収官による滞納…続きを読む
【0114】民間出身国税審判官の或る日の日記(その13) 1.平成27年〇月〇日 朝の始業前に総括審判官などと「経済格差は教育格差につながる」みたいな話をした。 平成27年度当初予算案の確定に伴い国税庁の定員も確定したということだが、増員992人に対して合理化による減員1,05…続きを読む
【0112】民間出身国税審判官の或る日の日記(その12) 1.平成26年12月〇日・〇日 始業前には、普通科の寮生活の話(4人部屋、消灯時にブレーカーを落とされる、毎日が修学旅行の就寝のよう)、国税庁採用ホームページでかわいい女性職員が掲載されている(と言いながら職員録をめくる…続きを読む
【0110】民間出身国税審判官の或る日の日記(その11) 1.平成26年12月〇日 同期の弁護士出身審判官に年賀状を出そうと住所を聞いたら「ABCクラブの名簿に載っているよ」と言われた・・・そうそう、聞かなくて良いと思っていたのに忘れていた。 「ABCクラブ」とは、民間出身の国…続きを読む
【0108】民間出身国税審判官の或る日の日記(その10) 1.平成26年〇月〇日 参加審判官をしているA事件の請求人面談があった。 請求人本人は調査手法についての不満があるらしく、事前にそれについての主張書面も届いていたので、冒頭にある程度思いのだけを発言させてから入るしかない…続きを読む