【0011】定期人事異動 1.任官辞令交付 本日は、令和元年7月10日付の定期人事異動の発令日です。 平成26年7月10日、「午前9時から辞令交付ですので午前8時45分までに出勤してください」と指示されていましたが、当日は台風が接近しており「初日…続きを読む
【0010】民間出身の国税審判官の年収 1.年収水準の表記 民間出身の国税審判官の募集が開始され、国税不服審判所のホームページや税理士会・公認会計士協会などの会報誌にも掲載されます。 やはりご関心があるのは待遇面だと思われますが、令和2年7月10日採用予定者の…続きを読む
【0009】異動予告日 1. 組織全体が浮足立つ1日 本日(6月26日)は、国税関係公務員の令和元年7月10日付け定期人事異動の予告日です。 昨年までは、異動日の1週間前である7月3日に行われていました(転居を伴う異動についてはもう少し前に言い…続きを読む
【0008】国税審判官は弁護士と税理士のいずれが向いているか 1.民間登用の国税審判官が任用される契機 現在、国税不服審判所には、民間登用の国税審判官が50名配置されています。 私のような民間登用者を受け入れるようになった契機は、民主党政権下で取りまとめられた平成22年度税制改正大…続きを読む
【0007】再調査の請求を経由すべきか 1.不服申立てのルート 納税者が国税に関する不利益処分(例えば、増額更正処分・加算税の賦課決定処分・更正の請求に対する更正すべき理由がない旨の通知処分など)を受けた場合には、以下の不服申立ての手続きに進むことができます。…続きを読む
【0006】裁決書の書面の中でしか回答できない 1.クレームのお電話 私は、これまで、ビジネスの世界で、相手から一方的に電話を切られた経験がありませんでしたが、国税不服審判所ではありました。 典型としては、裁決書謄本を審査請求人・原処分庁の両方に配達証明郵便で発送(訴…続きを読む
【0005】国税審判官採用試験(任地) 1.民間出身の国税審判官の配属状況 民間出身の国税審判官は、毎年約15名ずつ、原則として3年任期で採用されます。 現在は例外として2年任期の採用もあるようですが、概ね「15名×3年+任期延長5名=全国50名体制」という構…続きを読む
【0004】国税不服審判所における合議の性質 1.事件審理の組織体系 国税不服審判所には、大別して、①面談や職権調査をして裁決書案を起案する(民間出身を含む担当審判官が所属する)「審判部(部門)」と、②審判所長の補佐として法規審査を担当する「審理部(部門)」がありま…続きを読む
【0003】染まらないでほしい 1.国税審判官採用試験 審査請求事件を担当する国税審判官(担当審判官)の半数程度(50名)は、弁護士・公認会計士・税理士を対象とした民間公募によって採用されています。 意外かもしれませんが、採用試験は書類選考と面接1回の…続きを読む
【0002】裁決書は誰のために出すのか 1.裁決書の利害関係者の範囲 国税不服審判所のホームページにおいて、平成8年7月1日以降に出された原則として全ての裁決要旨が検索できると同時に、平成4年以降の公表裁決が閲覧できるように整備されています。 審査請求人から審…続きを読む